ゲオのセルフレジ導入での投資減税措置は

投資減税措置とは、企業が質の高い設備投資をした際に政府が税制面でバックアップをするもので、「特別償却」と「税額控除」のどちらの措置を選ぶかは企業に委ねられています。特別償却は設備導入年度のみ償却費を特別に増やし、経費計上額分の税金を減らすことができるもので、税額控除は設備の購入金額のうち何%かの法人税の減税をするという制度となっています。特別償却の適用を受ける場合は取得価額 x 30%で、税額控除の適用を受ける場合は取得価額 x 3%となっています。この適用を受ける際の基準は比較的厳しめであるとされており、設備投資額が前年に比べて10%超であり、特別償却は所有権移転リース取引により導入した機械は適用されず税額控除のみの適用となり、設備は取得・建設・製作したものに限り、特別償却の適用で利益減となってしまう場合は特別償却準備金として積み立てする選択をすることができるようになっています。
さて、ゲオでは最近新しくセルフレジを導入したこともあり、この機械への投資で税制について優遇できるかどうかについては、ゲオのセルフレジは新しく製作した機械への投資とみなすことができるため、額が前年の10%超であれば特別償却か税額控除のどちらかを選択できる、ということになります。現在ゲオは全国店舗に向けてこの設備の拡大を目指し人件費の節減を目標としていますが、この事業展開によってさらなる収益アップが見込めれば、投資家からの注目も自然と集まるようになり、株価を上げる良い宣伝材料となるでしょう。このように全国展開をしている企業にとっては、投資減税措置は新しい機械の導入を幅広く展開する際に非常に有利になります。ゲオをはじめとして、多くの企業が設備投資を進めていけば金が回る事にもなり、回りまわって更なる景気回復につながることでしょう。

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